【#SAMBARTRUCK】各部点検とサビ補修

2万キロのサンバートラック。20年経過したボディは至るところサビが発生していて、よく見ると気になるところが結構あります。今回のサビ箇所はかなり酷い部類に入りますね。ドンシャラまでは行かないけど。前回のフロアサビの経過状況はバッチリで雨水の侵入はしていないようです。高圧洗車とかしなければ大丈夫そうですね。

エンジンフードを開けてみる

SUBARU CLOVER4の文字が印象的なシリンダーヘッドカバーがお出迎え。4気筒エンジンは音も良くていいですね。

オイルフィラーキャップを外してみると、やや焼けたような色をしていますね。オイル管理はあまりよろしくない状況っぽいですね。

オイルゲージは穴開きタイプの改良前のまま。折れやすいみたいです。ソーっと挿れれば大丈夫です。折れてもオイルパンに落ちるだけだし。

荷台のカバーを開けてみる

結構な泥汚れですね。商用車なら仕方がないですが水洗いくらいはしてても良さげ。エアクリボックスはほんとに点検したのかレベル。開けてみるとカメムシ2匹の亡骸と、フレーム吸気なので吸い込んで飛んできたサビが若干くらいでした。2万キロ相応だね。

左側は吸気ホースなどで見えませんが、サスペンション受けのサビがありますね。サビキラー案件です。

助手席下のカバーを開けてみる

助手席シートをめくると、ラジエターとウィンドウォッシャーがあります。開いてるのはこれから補充するため。特に目立ったサビはありませんでした。

今回はここが本番

今回のメインイベント。現車確認しに行ったときにも気がついてはいました。ペイントされてるしちょっと曲がってるし気になっていたところ。インナーを剥がしてみると…。

あーッ! 内側からぷくっと膨れていますね。ダメでーす。

反対側も膨らんでますがこちらのほうが症状は軽そうです。が、そこにジャッキ掛けちゃったかーって、下側がぐにゃっとイッてますね。ジャッキはフレームに掛けてくださいね。

なにはともあれサビ落とし

放っておくと広がってしまうのでサビ落とし。はい穴あきましたー。裏側もかなりイッちゃってますね。

反対側は軽度でした。よかった。

このぐにゃりで排水がうまくいっていたのかもしれませんね。

まずは鈑金修正

あんまりやるとちぎれてしまうのでこのくらいでヨシとします。サビキラーもプライマー代わりに塗っておきます。

穴の修理はまた今度

表も裏もサビキラー塗布しておきました。穴はサビキラー3度塗りの後にパテしましょう。インポートパイセンがいいかな。

みんな大好きプラスティリベット

インナーカバーの固定に使用されている、みんな大好きプラスティリベット。経年劣化で取れないんですよね。純正のはプラスネジのやつで最悪です。プッシュ式に交換しておきましょう。画像のは6ミリ穴でちょい細かった。8ミリが適正だと思います。リンク先は8ミリにしてあります。

これならマイナス突っ込んで起こせば抜けるので楽です。

各所気がついたときにサビキラー塗りたくっているので、ホワイトボディがシルバーのブチになって見栄え悪いのが難点ですね。いずれは全塗装になりそうです。