【#FTR223】IRC TRAIL WINNER GP-210 インプレ
FTRの前後タイヤをGP-210に履き替えました。200kmくらい走ってみたので軽くインプレしておきます。フロントに最細の4.10-18を、リヤにGP-210の最太サイズの120/80-18のサイズをチョイスしています。前後ともリヤ用なので参考にする場合は自己責任となります。
宿敵!縦溝道路が普通のアスファルト路になる
なんと言っても、縦溝舗装路が快適になったのがわかりやすい。林道走った後ならなんてことはないんだけど、純正のK180でこの路面に入るとハンドルが小刻みに揺れ、ふらつくので危険極まりない。それがほとんどなくなって快適に走れるようになったのは気持ちが良いですね。
接地面積が増えてグリップ感が増す
GP-210はロード寄りのタイヤパターンなので接地面積も多くなったおかげでバンク角も増えた感じがします。コーナリング速度も速くなりますね。加えて走行中の振動もかなり減ってすごく乗りやすくなりました。ドラレコなどにも優しくなりますね。
林道はやや不適かも
やはりロード寄りなのでK180と比べてもダート路での初期滑りが早くなった感じがします。といってもK180もブロックが低いダートトラックタイヤなのでたかが知れています。林道ツーリングなどでもダート区間のみ走るなんてことはないので特に問題ないでしょう。ちょっとくらい滑ったほうが楽しいしね。
タイヤパターンについて
冒頭の前後ともリヤ用というのにはGP-210の設定インチによるもので同仕様もありません。本来フロントが19インチとか21インチなオフロードバイク用なのです。
フロント用の画像を見てみるとパターンが逆ですね。回転したときに内側に水を集めそうな感じです。そうすることでコーナリンググリップを意識しているんでしょうか。リヤのパターンは逆に外側に排水させて中央でグリップ優先という感じ。
ということは両方リヤ用をチョイスするとコーナリングでフロントが滑りやすくなるかもね。目を三角にして限界走行でもしなければ関係はないと思いますが。
耐久性について
口コミなどを見ているとかなり耐久性があるようです。タイヤ自体はそれほど硬いという印象はないし、触ってみると結構柔らかいくらいの感じなので、これで長持ちするならコスパのよいタイヤということですね。メーカーでも耐久性を謳っているので間違いはなさそうです。
あとはサイドのロゴがちょっと派手ででかいのでレタリングする派の人は敬遠しそうなのが欠点かな。