【#FTR223】FTR223に中華製の1万円マフラーを試してみた

Amazonを見ていたらCRF230F用として販売されているマフラーにFTRのレビュー画像を見つけました。エンジンは同じなのでフレームの形状さえどうにかなれば取付は可能ですよね。ということで、さっそく注文してみることにしました。

2月11日に注文

発送まで9日かかりました。そこから船便かな、税関を経て到着まで13日でした。Amazonの到着予定は3月を指していましたが結構早く到着しましたね。

梱包状態など

梱包はしっかりとしていて、箱のつぶれや商品の損傷は見受けられませんでした。これだけしっかりしていれば投げても大丈夫そう。

お約束事項

注意事項

この記事を参考に取付を行って起こった事故等には一切責任を負いません。このマフラーはそもそもがFTR専用部品ではありません。国内メーカーのようにあるべきところに取り付け穴があり組付けるだけの商品ではありません。

しっかり固定できなければ金属疲労で壊れたり、干渉箇所があれば穴が空いてしまう可能性もあります。 必ずしも必要とは言えませんが、金属ステーとそれに対する加工技術(切断&穴あけ)、電動ドリルやサンダーなどがないと無理です。

もちろん専用品ではないのでバイク屋に取付を依頼しても良い顔はされないでしょう。整備経験の無い方がポン付けするのは難しいと思われます。

マフラー全体の質感

パイプはあらゆる箇所に傷があります。おそらく製造段階で放り投げているのでしょう。溶接は意外としっかりできているように見えます。傷の上からメッキがしてあるようなのでボコボコしています。遠目なら大丈夫w

サイレンサーはアルミとのことなので軽いです。目立った傷は特にありませんでした。ちなみに消音効果は、ほぼありません。エンドキャップは取り外しが可能。サイドカバーはどうしても干渉しますね。

取付メモ

全体的にそのままではどうやっても干渉します。まずはフロントパイプをスタッドボルトに固定します。上下方向しか動かなくなるまで手締めをして、軽くトルクをかけておきます。センターパイプとサイレンサーを差し込みます。

次にサイレンサーをタイヤに干渉しない位置に仮止めして各部の干渉状況を確かめます。 おそらくサスペンションのスプリングにセンターパイプが当たっていると思われます。センターパイプとフレームの謎の穴をステーを使って締めていくとクリアランスが出てくるでしょう。

最後に増し締め・本締めをしてエンジン始動、排気漏れを確認して完成です。個体差もあるのでこの方法でうまくいかないかもしれません。純正マフラーと同じくマフラーを揺らすと車体が揺れる事が理想です。マフラーだけ動くことは好ましくありません。

干渉しやすい部位

フロントパイプ:クラッチワイヤーのクランプ部
センターパイプ:サスペンションスプリング・リアブレーキSWユニット
サイレンサー:タイヤ・サイドカバー・リヤキャリア

走行フィール

取り外したWiruswinのドラックバイソンは、インナーサイレンサーがついている状態ではトルク感もかなりあり、かつ静かで安価な優良マフラーでした。ダウンマフラーでなければずっと使っていたであろう商品です。

さて、交換した1万円マフラーの感じは、結構パワフルでした。高回転までよく伸びますね。悪くない感じがしますが、爆音ですね。要改善事案です。

消音化チャレンジ

エンドキャップを外すと排気の方向を変えるアダプターのようなものが入っています。この形状どこかで…? スーパートラップのディスクが使えるんじゃね? でも持っていないんだよね。

HDD分解処分したときのディスクが転がっていました。合わせてみるとピッタリ! 固定用の穴を3か所開けて取付してみます。直径40mmの排気口が25mmになります。面積1/4くらいになるね。

ちなみにサイレンサー内部はこんな感じ。パンチング穴が小さい気がする。内部も交換しないとダメそう。

アイドリングでは70db前後になった。ただ、HDDディスクがアルミ製のためなのか中~高回転で高周波のビビリ音が出てしまった。グラスウールも入ってるかどうか怪しいところなので、次回はバラしてみようと思います。

続報:消音についてまとめました

またなにかあれば追加していきます。