梨の摘果とナシ黒星病について。作業日誌:2023.05.09
5月9日 (火) 日の出 04:48 日の入 18:42 最高22℃ 最低3℃
本日の作業は梨の摘果。前回の圃場から移動して梨の品種が混植されている圃場になりました。前回の圃場と比べて、霜の被害が少なかったようで着果率が高く、作業は時間がかかりますね。
ナシ黒星病
ナシ黒星病というカビ菌のような病原菌がつくと発生する病気です。
【黒星病(くろぼしびょう)とは】
なしの黒星病(くろぼしびょう)
・「幸水」や「豊水」などの赤梨に発生しやすい病気です。
・「葉」や「葉柄」や「果実」に黒いススが出て、発病が進むと「葉」や「果実」が落ちます。
・越冬した病原菌が翌年の春に、胞子を飛ばすことで感染が広がります。
・最も問題となるのは果実の被害で、幼果期に感染すると、黒いすす状の病斑をつくり、果実のゆがみや裂果を生じます。
・葉が生い茂る時期は、葉裏にススをつけたような病斑が点々と発生します。
越冬するというのが厄介ですね。
トラクターのロータリで漉き込んでしまうと良いようです。摘果の際に発見したものは別カゴに溜めておいて焼却処分します。