【田舎のルール】自治会入会費やゴミ関係
神奈川県から山梨県に移住したときに驚いたこと。東京都・神奈川県では自治会に入会する際には費用なんてかかりませんが、山梨県・長野県では加入費用がかかり、さらに月額費用も高額になります。
組という単位
山梨県の自治会は地区ごとにあるのは他と同じ。地区の中に組みというものが存在します。お隣さん数件でグループにしている感じ。加入しないと広報連絡や回覧板なども回ってきませんし、なによりゴミとか捨てられません。入れば入ったでゴミ捨て場の仕分けや近所の清掃、地域によっては河川の清掃などもあったりします。順番で役員とかも回ってきますので色々と面倒くさいシステムです。
山梨県の市では24時間ゴミが出せるゴミステーションが数か所あったり、イオン系のスーパーだとゴミ回収ボックスとかがあるので資源ゴミに関しては地域で出さなくてもなんとかなります。生ゴミは出せないので自治会に入らないと不便だと思います。
自治会費用
私の移住した山梨の地域では、自治会加入費と年間費用まとめて1万円弱でした。自治会にも正会員と準会員に分かれており、持ち家と賃貸で費用が変わります。正会員だと3万円ほどかかるようです。
長野県原村の場合
長野県原村というところで、村のサイトにPDFがありました。正区民で一番高額なところだと、なんと50万円。もちろん高額なのには地域ごとに理由があって、田舎では自給自足が当たり前であり、地域の人と協力して生活をしていくというシステムが構築されているからということになります。
あるところでは野山に自生している山菜やキノコなどを共有財産としていてそれらをシェアリングして生活するというスタイル。SNSシェアみたいなシステムが古くから根付いているんですね。逆に考えれば、毎年山菜・キノコを採れたりするので、お得なシステムなのかもしれません。
その他にも独自ルールがある
調べると他にも地域によって様々な決まりごとやルールがあります。移住する前によく調べたほうが良いですね。
ゴミは専用のゴミ袋を購入
神奈川県の場合は、適当にコンビニ袋等に入れてゴミを出していました。分別についてもそれほど細かくはしていなかったですね。粗大ごみ以外は大きく分けて、生ゴミ・不燃ごみ・資源ごみくらいなものでした。
山梨県の場合は、専用の袋をスーパーなどで購入する必要があります。分別も細かく分かれていて、覚えるのが大変。結構面倒くさいです。
収集場所も出すものによって違う
生ゴミなどの収集場所と資源などの有価物を出す収集場所が異なる場所で行われていたりします。そういった有価物は市ではなく自治会で管理をしていて、資源の回収によって自治体に利益が入るのだとか。
ゴミチケットの購入や名前を書く自治体も!
ちらっと調べたところでは、ゴミ袋を購入する際にチケットが必要だったり、ゴミ袋に自分の名前を記入して出すという、現代ではちょっと考えられないところもあったりします。