【地方移住】2段階式の移住計画
20代の頃から都会暮らしを辞めて、いつかは田舎暮らしをしたい!と思っていましたが、いつの間にか40代の初頭までそのまま神奈川県に住んでいました。そこから長野移住計画はスタートしたのでした。
気候に適応する
まずは足がかりとしてCOVID‑19感染症が流行する1年前、2019年に虫の知らせというか様々な問題により、山梨県に移住しました。本当に突然スルスルっと数ヶ月で引越しまで完了してしまいました。あっという間でしたね。なぜに山梨県かというと目標とする長野県北部地域とほぼ同じ標高であり、雪が少なく関東の人間でも生活がしやすいことにあります。若ければそんなの関係ないと思いますが、高齢の家族もいるので徐々に慣らしていく必要があると考えました。
影響は少し
山梨県での生活は田舎の不便さはあるものの、あまり田舎を感じられない。人口もそこそこ多く車道の騒音などは神奈川県とさほど変わりませんが、昼夜の寒暖差が激しいことや湿度がないけれど強烈な夏の暑さ、冬になると猛烈な強風など慣れない気候に少し難ありだと感じました。最近では湿度も上がってきた感じがしています。
1年ほど経過した後に健康面において、やはり影響がでました。自動車での移動が増えたため筋肉の衰えや甘いものを摂取しすぎなのか虫歯の増加など思いもよらないものがありましたね。さらにCOVID‑19感染症が流行となり、なかなか外出もまならない状況になってしまいました。
仕事はどうしよう
WEB系のフリーランス業をしておりますが、COVID-19のお陰か在宅ワークが当たり前の時代になりました。在宅仕事のみ増えるのであれば問題はありませんが、同時に活動人口も爆増になりますよね。そうなるとどうなるかというと受注発注の単価が下がります。クオリティ重視ではないクライアントの発注案件も増加するので全体的な製作クオリティが下落します。既存のクリエイター・デザイナーは固定のクライアントが少なくとも10件以上無いとやっていけません。
気になっていた地域おこし協力隊
地域おこし協力隊という自治体で移住者を募って地域PRをさせるという国の試みがあります。最長3年ですが住宅などの補助もあり、少ないですが給与も発生するという、田舎暮らしを希望する人間にとっては、なかなか魅力的な案件です。募集に対するミスマッチや3年後はどうするかなどの問題もあるので案件選びは慎重に行う必要があります。
地域おこし協力隊の農業案件
とある市にて、果樹栽培の農業案件がありました。結果的に場所的な理由で見送ることになりましたが、住居つき給与つき農地紹介ありなどの好条件ではないかと思いました。場所的理由というのは、そこの圃場の周り一帯が住居地域が迫っており、おそらく年数が経てば「住居地域の中に畑がある状態」になると予測できたからです。スピードスプレイヤーなんて稼働させたら苦情が来るでしょうね。
農業補助を調べてみる
地域おこし協力隊で自治体の協力が得られているのであれば、新規就農でも補助ってあるんじゃないの?という安易な気持ちで調べてみました。そうしたら、「ある」んですよね。かなり手厚く。ただし審査も「ある」。それならば応募から合格までいろいろと狭き門な地域おこし協力隊よりも、新規就農を目指して活動したほうが良いのでは!ということで、就農移住活動を始めていきました。