【農業体験】長野県農業大学研修部 就農体験研修 第1回1日目

神奈川県から長野県安曇野市に移住。現在、安曇野おぐら果樹農産にて雇用就農という形式で新規就農にむけて研修中の元WEBクリエイターです。各記事の内容等は随時修正する場合があります。

ベランダ菜園に去年取れた種を撒いてみたものはまだ小さく成長が遅いですが、コメリで購入したヘチマの苗が結構な勢いでぐんぐん伸びて実になってきました。タイムラプスが数日で簡単に撮れそうです。

まだ双葉が残る去年のヘチマ種

さて、6月7日に小諸市にある長野県農業大学研修部が開催している就農体験研修の第1回目に参加してきました。本当は4月の末頃に開催でしたが、COVID-19により延期となっていました。

1日目の研修

主催者(部長)さんの挨拶から始まり、自己紹介タイム。待って、自己紹介なんてあると思わなかったし、そんなの何十年ぶりか知らんのでちょっと緊張した。参加者は私の他に6名いたのだが皆して結構ながく喋ること。「こんちはーよろしく!」で終わるわけにいかないじゃないかw その後簡単なオリエンテーションの後に1日目の講義が始まる。

前日が雨だったので畑作業が困難ということで、農村についての講義がありました。教授が住んでいる地域が山村集落ということで、地域での生活など実体験を交えたお話が聞けました。立科町の山村と言ってましたけど、立科は細長く括れた形が特徴的な町ですね。

農業体験その1

お昼を挟んで、午後は農業体験実習です。まずはハウス内でトマトの摘心を行いました。ベランダでトマト栽培はしたことがあるものの、摘心なんて知らないので実はなんとか成るものの大きさがマチマチで枝もボウボウに育ってました。

ハウスのトマトは幹が結構太くなっていて、脇芽もかなり太いものがあり思い切ってバキッと折る必要があるんですね。切り口も大きくなるので後で消毒が必要だそうですが、結構ガッツリ取っていく必要があるんですね。折ったところの樹液に触れたりハサミで切ったりした後に次の苗木に触ると、病気が感染ってしまう可能性があるそうなので慎重にやりましょう。感染で全滅なんて笑えませんね。

先輩就農者の体験談

続いて、先輩就農者の体験談を伺いに農大で用意したレンタカーに乗って佐久穂町まで向かいます。

無農薬な有機農業をされているいそベジ農場の磯辺さんにお話を伺いました。東京都町田市から佐久穂町に移住されて農業をされているようです。立派な焼き杉外壁の大きな自宅が建っていました。国立ファームで営業をされていたとかで、ん、どこかで聞いたことあるぞ、と思ったらどこぞの有名社長でしたね。そんなわけで農業よりも営業が大得意な印象を受けました。

お話ではいろいろな経験談とともに、売上や経費についてのしっかりとしたプランなど、さすがと思えることが多く、とても勉強になりました。

寒い!

佐久穂町は標高も高く真冬にはマイナス15度にもなるそうで、冬の間にも販売ができるようにハウスの地下に室が掘ってありました。夏の間に名一杯詰め込んで置くそうです。6月の現在でも12度くらい?だったので厚めのパーカー着ていってよかったです。それでも寒く感じました。小雨も降ってたしね。

温泉へGO!

だいぶ寒かったのとほぼ一日立ちっぱなしだったので、結構疲れました。ということで宿舎に帰宅して、さっさと一人で温泉へ出発。協調性はあんまりないと自覚はしております。

あぐりの湯こもろ

長野県農業大学から近い、あぐりの湯こもろに行ってきました。

PH8.4のアルカリ性温泉でねっとりしていて温度もそれほど高くない入りやすい温泉でした。フォッサマグナ帯に多い泉質ですね。アルカリでぬる目の温泉は長く入っていられるので好みです。見晴らしがとても良好で御牧ヶ原側から千曲川を挟んで浅間山方面がよく見渡せます。曇っていたので浅間山がどこなのかわかりませんでしたが、また晴れた時に行ってみたいですね。

農大の付近には5箇所くらい温泉があるので、研修参加毎にいろんな所に行ってみようと思います。